訪問看護ステーション Benny's ベニーズ




訪問看護をもっと身近に・・・


私たちが大切にすること

  1. 住み慣れた場で安心して療養を継続できるように、必要な時に必要なケアを提供します。
  2. 疾患や年齢をとわず、病む人、虚弱である人、そしてその人たちと共に
    生き過ごす人が自分らしく主体的に生きることを大切にします。
  3. 人生の最終段階においても、生きる営みそのものを豊かにできるよう支援します。
  4. 訪問看護を利用する方をはじめ、地域の介護・福祉・医療関係者の方々と支え合い、学び合うことを大切にします。

 

~Benny's の この頃~ New!

 

2024年 2月 13日(火)New!

立春を迎え、寒さの中にも、春の兆しが感じられます。長らく、HPの更新ができずにいました。遅ればせながら、訪問看護に加えて私たちが大事にしているACP勉強会の報告をいたします。

2023年度は、当初の計画を変更せざるを得ない事情が生じ、6月3日(土)、11月25日(土)、1月13日(土)の3回開催となりました。11月からは、ようやく対面で、平塚市立中原小学校の裏手にある、けやきの杜カフェ(カフェのInstagramご覧ください!)を会場に開催することができました。

第1回(6/3)「聴き書きの経験から考えるACP」オンライン開催、宮城県から玉井照枝さんに話題提供していただき、「自分を肯定するとはどういうことか?」について対話しました。参加者15名。

第2回(11/25)「やってみよう、もしバナゲーム!」対面開催で、もしバナマイスターの太田医師とマイスターの方々のナビゲートでゲームを体験、そこからの気づきを問として対話を深めました。参加者14名。対面での対話の味わいを皆さんが実感した時間でした。

第3回(1/13)「野宿者との対話を通して」対面開催で、地域で支援活動をされている鈴木さんが話題提供、「人の生き死にに積極的に関わることに意味はあるのか?」という問いについて皆で対話しました。自他にとって関わること関わられることの意味やありようについて、意味は後からわかることもあるなど対話によって多くの気づきがありました。

 

 

2023年 5月 18日(木) 

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)勉強会第6回を開催しました、遅ればせながら紹介します。

第6回ACP勉強会(2月4日)日頃、連携のある医師で、もしバナマイスターのO先生を講師に、「もしバナゲーム」体験しました。もしバナゲームは、もしもの時のことを考える材料となる質問が記されたカードを用いて、いくつかのカードの中から自分が大事と思うカードを選び、選んだ理由を考え、対話します。自分の考えや価値観、他者のそれを聴くことで、自分の価値観の前提、立場の違いでの選択のちがい、新たな価値の発見など、想像以上の気づきがありました。カードに記された言葉、例えば「人としての尊厳」など、一つ一つの意味を深める対話もしたい、年に1回位体験してみたいという意見も出ました。

 

2023年 1月 11日(木)

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)勉強会第4回・第5回を開催しました

4回ACP勉強会(10月15日)「依存症の方との関わりから学んだこと」というテーマで医療職でない方から話題提供を頂きました。十数年にわたる関わりから当事者とお互いの人と成りを知り合い、つかず離れず、時には関わることが嫌になったことも経て、最期の時の願いを託されたご経験を伺いました。その後、参加者で「あなたはどんな人に最期を託したいですか?それはなぜですか?」という問いについて話し合いました。「託す」とは、「託すに一番ふさわしい人に託すのではないか、内容によって複数の人に託すこともある」「託すことで安堵する、役割を果たす」「最後の意思決定など丸ごと託すこともある」「託された側が困ることもある?託された側が困らないように託したい」などの対話となりました。

 

5ACP勉強会(12月3日)「決断を迫られる状況で大事にすること」というテーマで、訪問看護師から話題提供されました。今後の療養場所や最後の迎え方など、ご本人と家族と医療者で話す機会を持つ相談をしていた矢先の急変で、看護師として聴いていたご本人の希望が取り入れられない死となったことへの後悔と何かが違っていたという感覚が残ったエピソードが語られました。対話の問いは、「『医療』に関する『急な状況で決断を迫られる時』どんなことを考えるか?それぞれ(本人・家族・医療者)の立場から」という問いで対話をしました。本人をど真ん中において意思決定されない苦しさ、ケアで関わる者はご本人の意向を聴くだけでなくそれを代理意思決定者となるご家族と話し合えるように支援する役割がある、自身は誰の代理意思決定者になる可能性があるのか考えておく必要があるなどが挙がりました。

 

 

6ACP勉強会「もしバナしませんか?」24日(土)開催予定。

 

2022年 10月 6日(木) 

第3回ACP(アドバンス・ケア・プランニング)勉強会を開催しました

Benny’s まちなか保健室企画として、8月6日に第3回目を開催しました。病院で家族を看取った経験のあるAさんが、訪問看護師に「看護師が行う看取りケアやその体験」をインタビューしてもらい、Aさんご自身の経験と照らして話題提供していただきました。家族にとって看取りという体験は非日常であるが、医療従事者にとっては日常となっていることから生じる残念な齟齬があることとそれを乗り越えるには対話が必要であること、死にゆく家族の言葉にならない望みや伝えたいことを必死に聴き取ろうとしたというお話から、あらかじめ考え準備できることと、直面して初めて感じ突き動かされるように応じることもあるなど、体験を伺い話し合うことで、参加者其々が思いや考えを深めた勉強会となりました。

 

2022年 7月11日(月) New!

第2回ACP(アドバンス・ケア・プランニング)勉強会を開催しました

Benny’s まちなか保健室企画として、6月4日に第2回目を開催、「迷惑をかけるとは?」という問いをもとに話しを深めました。

私たちは、訪問看護で関わりあう皆さんから、「家族に迷惑をかけたくないから・・・」「家族の迷惑になっているから・・・」等々、「迷惑」という言葉をよく聞きます。その言葉をどう受け取ったらよいのか?そもそもどうしてそのように考えるのか? 医療従事者だけではない、いろいろな立場・世代の参加者との交わりで、気付かされることが多い時間でした。

 

2022年 5月23日(月) New!

看護師募集中

一緒に働いてくれる方を募集中です。

訪問看護に関心があるけれど一歩踏み出せないでいる方、専門看護師や認定看護師の資格を地域で生かせないかと考えている方、お話をする時間を作 れますので、ご関心のあるかたは、是非、お問合せ下さい。

電話:0463-86-6724 (担当:草島)

当HPお問い合わせフォームからのメールでも結構です。

 

2022年 5月19日(木) 遠況(?)近況 New!

昨年7月以来の更新です。

COVID-19対応

世の中では、制限緩和ムードですが、医療・ケアの現場では、もうしばらく慎重に地域の流行動向を確認して対応する必要があると考えています。

昨年6月から🌸日本財団の支援🌸による毎週1回のPCR検査が受けられたことは、感染の有無を確認できる⇒日頃の感染対策の評価⇒日々頑張ろうというモチベーションの維持に大変役に立ちました。それも、本年4月一杯で終了となりました。現場が必要とする直接的な支援に、深く感謝申し上げます。

 

新しいスタッフを迎えました!

昨年7月に着任、良き仲間を得て間もなく1年。現在、看護師6名体制運営しています。

 

Benny’sは、2022年11月で6周年を迎えました

更新手続き作業をしながら、開設時に「人が人生の最終段階においても豊かに過ごし続けることを大切にケアをしたい(End of Life Care)」「ケアごころのあるコミュニティを探求しよう」と語り合ったこと、それは今も変わらないことを確認しました。そこで…⤵⤵⤵

                ⤵⤵⤵

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)勉強会の企画

20224月から、スタッフのEnd of Life Care の学びを深める目的も添えて、まちなか保健室企画として、ACP勉強会を始めました。偶数月にオンラインで開催しいます。まだ試行中ですが、地域の方々に広げていくことを夢見ています。

 ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは?

 「あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、

  自ら考え、また、あなたの信頼する人たちと話し合うことをいいます。」

                           (厚生労働省人生会議HPより)

 

2021年 7月10日(土) PCR検査受けています!

日本財団の支援によるPCR検査を毎週1回訪問看護師が受け始めて、1か月が過ぎました。お陰様で全員毎回陰性で経過しています。ワクチンの2回接種も完了しました。自身の感染により周囲の方々に感染させてしまうことを恐れる気持ちは、いつも持っていますが、検査・ワクチンを受ける前よりは、幾分その不安が和らぎました。

 

 

看護師募集にあたって ~所長メッセージ~

                                        訪問看護ステーションBenny’s所長 草島 悦子

2021年6月14日

 昨年の10月からホームページを更新できずにおりました・・・。

その間、新型コロナウイルス感染症の第4波の中で、日々対処を模索しながら訪問看護を続けていました。利用者さんの状況にあわせた感染防御対策も定着し、5月末からは、日本財団の支援を受けて、訪問看護職員全員の定期的なPCR検査を始めています。これからは夏に向けて感染防御に加え暑さ対策も工夫します。

 コロナ禍で人と人とが会うこと、そのこと自体が憚られる状況にありますが、訪問看護の、病を抱えておられる方々のご自宅に赴くというありように変わりはありません。ご自宅でのお看取りの支援もご希望をうかがいながら柔軟な対応を心掛けています。

 

 Benny’sでは、ご自宅で過ごしたいという方のニーズにより一層応えるために、一緒に働いてくれる看護師を引き続き募集中です。訪問看護に関心があるけれど一歩踏み出せないでいる方も、お話をする時間を作れますので、ご連絡ください。

※神奈川県看護協会のeナースセンターやハローワークにも求人情報を載せています。詳細はご確認ください。また、直接Benny’sに問い合わせてくださってもかまいません。

 

*問い合わせ方法:電話または、当HPお問合せフォームよりお願いします。

 

 

202010月 1日

 現在、Benny'sでは、訪問看護師を積極的に随時募集しています。

すぐにでも働ける方、もしくは、数か月後、新年度に入ってからなど、ご希望を伺わせていただき、採用の時期や働き方をご一緒に考えさせていただければと思います。常勤、非常勤いずれもご相談に応じます。

 Benny'sは、ケアごころのあるコミュニティの創造を目指すところして、緩和ケア、エンド・オブ・ライフ・ケアの領域で経験を積んだ看護師の仲間で立ち上げた事業所です。病む人、虚弱である人、そしてその人たちと共に生き過ごす人たちが、各々の居場所で暮らし続けられることを願いながら日々活動しています。

訪問看護は、訪問看護という仕事を通して、乳幼児から高齢者まで、疾患や年齢を問わず、たくさんの方々に出会わせてもらえる仕事です。

 互いの苦しみ、悲しみ、希望にそっと寄り添うことを大切にしながら、その方々にとっての最善を考えるケアとはどういうことなのか?・・・

たくさんの出会いの中で出会う多様なケア・問いを、ご一緒に考えませんか?

ご応募をお待ちしています。